昭和38年、景照園は「庭づくりを通じて人の暮らしを豊かにしたい」という想いから始まりました。まだ造園業が今ほど一般的ではなかった時代、一つひとつの仕事と真摯に向き合い、信頼を積み重ねてきました。その精神は、時代が変わった今もスタッフ一人ひとりに受け継がれています。創業当時から変わらないこの姿勢こそが、景照園の原点です。
歴史を持つだけでなく、今の景照園は“暮らしに寄り添う造園会社”として日々成長しています。剪定・伐採・庭じまい・洋風ガーデンづくりまで、幅広いご相談にお応えできる体制を整えています。地域の皆さまに長く愛されてきたからこそ、これからも安心して任せていただける存在でありたい。そんな想いで、私たちは今日も庭と向き合っています。
私は「植木の町」古賀で、造園業を営む家庭に生まれ育ちました。樹木や花に囲まれた環境で自然と親しみながら成長し、高校卒業後は東京の造園会社で修業を重ね、その経験を経て故郷・長崎へ戻ってまいりました。これまで景照園は、初代・松本照之が築いた「誠実な仕事を通して地域に喜ばれる景観をつくる」という志を礎に、一本一本の木に心を込めて向き合いながら、その基盤を築いてまいりました。その精神は2代目である父に受け継がれ、地域の皆さまと共に歩んでまいりました。そして私が3代目としてそのバトンを引き継ぐことになりました。
創業以来大切にしてきた「丁寧に、真摯に、誠実に」という姿勢を守りつつ、東京での経験も活かしながら、新しい時代に求められる造園のかたちを追求してまいります。気候変動や環境課題、地域社会との共生といった新たな挑戦に正面から向き合い、「緑と共に生きる価値」を未来につないでいきたいと考えております。また、造園の仕事は人の力なくして成り立ちません。社員や協力会社の仲間と共に力を合わせ、地域に雇用を生み出し、一人ひとりが安心して働ける基盤を整えることも、私の大切な使命だと考えています。これからの80年、100年を見据え、景照園は創業者の志を胸に、変化を恐れず、次の世代へとつながる新しい価値を創造し続けてまいります。
景照園の歩みは、長崎・植木の町古賀に根ざし、昭和38年創業の初代代表者・松本 照之がひとつひとつの仕事に心を込め、「庭づくりは、人の暮らしに寄り添うもの。だからこそ 丁寧に、真摯に、誠実に 向き合え。」これが初代の口癖であり、今も私たちの仕事の中心にある言葉です。
派手さよりも確かな品質を。
効率よりも、お客様が安心して任せられる仕事を。そんな当たり前の積み重ねこそが、地域での信頼を積み重ねてきた景照園の歴史そのものです。
60年を超える時を経ても、初代が大切にした“まっすぐな想い”は今も脈々と息づいています。
長崎の「古賀」と言えば、植木の産地として特色のある処だと言うことはご存知の方も多いことでしょう。400年という植木生産の歴史は、植木に対する技術の集積のみならず植木(樹木)への愛情や愛着心をも培ってきました。それは目には見ることはできませんがその伝統を支えてきた真髄なのです。
そういう植木の里「古賀」に生まれ育った私たちが、自分達の街(都市)を眺めてみたとき、がっかりさせられるところが少なからずあります。公害問題に端を発する環境問題への配慮認識は、1970年代頃から高まり、緑化による住環境の改善は目をみはるものがありました。しかしながらそこにはただ単に[緑]を植えるという発想しかないように私たちには見えるのです。
長崎の風土(土質・気候)にあった素材(樹木・草)を選び、意匠をこらし管理維持してこそ緑化なのだと考えています。すなわち「緑は育てるもの」という認識の上で、潤いある豊かな生活空間を創出するために、私たちは愛情をもって街のみどりを育てていきたいと思っています。